こんにちは、総合医です。
今回は1年間留学すると英語力はどのくらい上がるのかについてお話ししてみようと思います。
現在留学を考えている方達のお役に立てれば幸いです。
結論
まずは早速結論からですが、1年じゃそれほど劇的にできるようにはなりません!
私の経験
結論だけ書いてもなんなので、ここから具体的にどの程度の変化があったのかを私の経験をもとにお話しします。
私はオーストラリアの大学院に留学したので、大学の学部生よりも周りとのつながりが薄く、それほど友達もできませんでした。
さらに、自分でアパートを借りて一人暮らしをしていたので、英語を話すのは大学院の授業やチュートリアルというディスカッション形式の授業の時にクラスメートと話す程度で、ホームステイの人や語学学校に通っている人のように四六時中英語に触れていたわけではありません。
それもあってか、あまり英語のレベルは上がりませんでした。
具体的には、IELTSのOverallの点数で0.5点だけ上がりました。
留学を始めた時がIELTS:6.5点だったので、1年後のIELTSでOAが7.0点になりました。
ただ、留学中にオーストラリア人の彼女もできたこともあり、リスニングの点数はだいぶ上がったと思います。
留学前は何度受験してもリスニング6.0点だったのが、留学後は7.5点まで一気に上がりました。
スピーキングも留学前は6.0だったのが7.0点まで取れるようになっていました。
IELTS受験をしたことがない人にはIELTSの点数で言われてもわかりにくいと思いますので、TOEICの点数にざっくりと換算すると、以下のようになります。
IELTS:6.0 → TOEIC:800点
IELTS:6.5 → TOEIC:850点
IELTS:7.0 → TOEIC:900点
日本ではTOEIC900点というとかなり上位層に入りますが、英語圏にいるとTOEIC900点は英語圏でなんとかまともに生活できるレベルです。
この状態でもネイティブの人達が話している事はあまり聞き取れませんし、役所の手続きなどで知らない単語など出てくると途端に何を言っているのかさっぱりわからなくなります。
海外の大学院では授業数が少なく、どちらかというと事前に参考図書をしっかりと読み込んでいって授業を聞くというスタイルが多いので、あまり英語を話す機会はありません。
なので、どうしてもルームシェアをしている人やホームステイをしている人達よりも英語の伸びは遅くなってしまいます。
海外大学院留学を考えている人は、まずは語学学校への留学を事前に行なったり、ホームステイで留学をする事を考えてみましょう。そのほうが英語力の伸びという観点からは満足のいく結果が得られると思います。
コメント