英語の勉強

勉強全般


医師として働く一方で私は海外の医学系大学院課程への留学を目指して英語の勉強を行なっています。

一般的に想像されるネイティブのような英語ペラペラのレベルには達せていませんが、イギリスとオーストラリアの大学院から合格を頂けるレベル(IELTS:6.5点/9点満点)まで英語力が上達しました。

元々TOEIC500点台中盤でしたが、約1年でそこまで伸ばす事ができました。

ちなみにある英語学習塾のサイトによると、IELTS:6.5点をTOEICに換算すると800点中盤程度の英語力のようなので、TOEICでは約300点伸ばした事になります。

1年しっかりと勉強した事で、英語を習得するためには何が必要なのかが最近なんとなくわかってきました。

今日は私の経験を基に英語の学習方法についてお話ししようと思います。

私が英語学習を始めた理由

元々私は海外旅行が好きで、1, 2年に1回程度の頻度で海外に行っていました。

海外旅行好きはわかってくれる人が多いのではないかと思いますが、日本とは全く違う世界に行って「非日常」を感じることが私のリフレッシュ方法になっていました。

そして何度か海外に行ってみて、英語を喋れる人への憧れが強くなり、外国でしばらく生活してみたいな〜とも漠然と思うようになっていました。

語学学校への留学も考えた時期がありましたが、やはり自分の今のキャリアが止まってしまうことは嫌でしたし、年単位で仕事を休んですぐに医者の仕事に復帰できるかも自信がなかったため踏ん切りがつかない状態でした。

かといって他の医師のように海外の研究室に研究留学をするようなツテも研究経験も持っていなかったのでこれも絶望的でした。

しかし、ある時大学院留学をしている医師がいる事をたまたま知り、それであれば自分でもできるし将来の仕事の役にも立つなと思うことができました。

そこで初めて海外大学院への留学という道を目指すことに決めました。

医学以外の分野ではMBA(経営学修士)などに留学で勉強しにいく社会人が増えてきているということを最近よく聞くので、医師以外の方でも自分のキャリアに直結する、もしくは将来の選択肢を広げてくれるような大学院のコースに留学をするのは現実的な方法だと思います。

英語学習方法にどのようなものがあるか

英語学習を始めようと考えた場合、皆さんはどのような方法が思いつくでしょうか?

私の場合は問題集を買って行う、単語帳を買って取り組む、映画を英語のまま見る、洋書を読む、外国人を見つけて話しかけるなどの方法を思いつきました。(外国人に話しかけるのは度胸がなくて結局一回もしませんでしたが)。

金銭的な問題でアメリカ留学は難しいと判断し、目標をイギリス、オーストラリアの大学院に絞っていたため問題集はIELTSのものを購入して行いましたが、TOEFLの問題集やTOEICの問題集でも大丈夫でしょう。

上にあげた方法以外で私が効果があるのではないかなと感じた方法として音読パッケージというものがありました。

音読パッケージとは英語教育の書籍をいくつも執筆されている森沢洋介さんの『英語上達完全マップ』で紹介されていた方法で、リスニング素材を使用して、耳で聞いた文章を実際に声に出してリピーティング、シャドーイングを行うという練習方法です。

この学習方法を知ってから、英語と日本語は口の使い方がかなり違うので口の動きを練習する事も大事な勉強方法なんだと気付かされました。

音読以外にも多読・精読、語彙力アップの訓練方法が理論づけられて説明されていたので、英語上達完全マップは自分の中でかなり役に立ちました。

英語上達完全マップには音読パッケージ以外にもボキャビル、多読・精読の方法について目から鱗の方法が紹介されていたので、一度手にとって見る事をお勧めします。

上に紹介した書籍以外にも、オーディブルを使用した方法を紹介している書籍もありました。

この方法はアメリカ、又はイギリスのオーディブルに登録して英語の本の朗読を聞いてリスニング力を鍛えるというものです。

具体的な方法はこちらの記事で紹介しています(参考記事:リスニング学習に特化した最強のアプリ)。

この方法は英文を長時間聞き続ける訓練、物語を楽しみながら聞く練習、英語の音に慣れるという点で非常に効果のあるものでした。

おそらくス○ードラーニングもこの方法で英語耳を作るというコンセプトなんだと思います。

もしオーディブル法を試したい方がいたら、本の内容をすでに知っている書籍を選んで購入する事をお勧めします。

全く新しい内容を英語で聞いて理解するのはかなり大変な作業なので、長続きせずあまりお勧めしません。

他にもATSUeigo(https://atsueigo.com)というIELTS学習者の方のサイトではスピーキング力をつけるために独り言が非常に有効であるという事を紹介しており、私もこの方法でかなりスピーキングが上達しました。

具体的なスピーキングの学習方法についてはこちらの記事も参考にしてみてください(参考記事:スピーキングの練習方法)。

効果があると自分で感じた方法

色々と英語学習方法を書いてきましたが、私が主に効果があったと思える方法を挙げると以下のものがあります。

リーディング:IELTS問題集、対訳本、Japan Times、洋書の読書

スピーキング:独り言

リスニング・ライティング:オンライン英会話、youtubeの動画

これらの方法を一つずつ説明すると文章量が膨大になって一回でお話ししきれなくなってしまうので、それぞれの学習方法が気になる方は下のリンクから詳しく説明した記事を読んでみてみてください。

リーディングの練習⇨参考記事:リーディングを習慣化するのに役立つ方法TOEIC700点前後で読めるオススメの洋書ランキング

ライティングの練習⇨参考記事:ライティングの練習方法

語学学習には向き不向きもある気がするので、必ずしも人が成功した方法で自分も成功するとは限りません。

上にあげた方法をいくつか試してみて自分に合った方法を探してみるのが最初の一歩だと思います。

そして一つだけ自信を持って言える事は、語学学習には近道はなく、コツコツと一つずつ積み上げていく事が非常に大事だという事です。

私は普段の生活の中に英語を組み入れる事を意識して学習を進めていたため、これが非常によかったのではないかと思っています。

今日書いた内容が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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