オーストラリアの良い所・悪い所ランキング

留学

こんにちは総合医です。

今回はシドニーに住んでみて気がついた、良いところ、悪いところをいくつかご紹介してみたいと思います。

留学前に思っていたイメージと良い意味でも悪い意味でも違っていたので、私自身も面白いなと感じました。

良いところ

第6位:人がフレンドリー

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第6位はオーストラリア人の性格です。

これは私がまだお客さんとして扱われているという側面もあるかもしれませんが、基本的にオーストラリア人はフレンドリーな人が多いように感じます。

元々移民が多いので、新しくきた人や、新しい文化にも寛容的で受け入れる態勢がオーストラリア人の中にあるというのも一つの理由かもしれません。

治安が良い事もあり、困った時に見知らぬ人に突然話しかけても嫌な対応をされる事はほぼありません。

第5位:緑が多い

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日本も郊外や田舎の方に行けば自然がありますが、シドニーは中心部でも大きな公園が複数あり、日光浴をしている人をよく見かけます。

中心部に住んでいてもランニングの時に公園にすぐアクセスできるので、そこは日本とは大きな違いだなと感じています。

都会好きの人にとってはメリットになりにくいかもしれませんが、緑のある生活はストレスレベルを下げてくれる事が知られているので、私はシドニーの生活はかなり好みですね。

第4位:気候が穏やか

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これはオーストラリアの中でもシドニーが特にそうなのかもしれませんが、夏は日本よりも湿度が低くじめっとしておらず、冬は東京よりも暖かく過ごしやすいです。

今この記事を書いているのは冬なんですが、天気が良ければ日中は気温が最高18℃程度まで上がる事が多く、東京で言うところの秋〜冬の入り始めといった感じです。

風の少ない日は、真冬でも日中半袖で過ごしている人を見るくらいで、本当に真冬なのか?と不思議に感じる程です。

私は個人的に寒さにとても弱いので、日本の冬はかなり嫌いなんですが、シドニーではかなり快適に暮らせています。

より詳しい記事はこちら:住んでみて分かったシドニーの住み心地の良さ(気候編)

第3位:街が清潔

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これは人によって感じ方に違いがあるので、全員が同じように感じるとは言えませんが、15カ国以上を旅行してきた私の感想としては、オーストラリアはかなり清潔な方にランクインすると思います。

もちろん我々日本人は日本に慣れてしまっているので、日本との違いを見つけると不潔に感じてしまう事がありますが、それを加味したとしても、オーストラリアは街中でゴミが捨ててあったり、ひどい落書きがあったり、汚れがそのままになっている事はほとんどありません。

公共のトイレも比較的綺麗に保たれており、過去に旅行した国のトイレと比較しても比較的ストレスなく利用できます。

ただ、トイレの仕様に関しては少し不満もあるので、その点に関してはこちらの記事で詳しく説明しています:オーストラリアはどのくらい清潔なのか

第2位:食べ物が美味しい

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オーストラリアは飲食店のレベルが比較的高いです。

もちろん日本と同じレベルの物がいつでもどこでも安く手に入るというレベルでは決してないですが、平均的な食べ物のレベルは他の国と比べるとかなり高い方だと思います。

イギリスやカナダに旅行した時は、脂っこいフィッシュ&チップスや具の少ないミートパイ、そして主食(?)として出てくるじゃがいもなどが主な食事で、たまに食べる高級店以外での食事には参ってしまうことが多かったです。

しかし、シドニーは基本的に普通のレストランやカフェの料理も日本と比べて大きく見劣りすると言う感じではありません。

そして、何よりも良いところが、移民が多いので各国料理のレストランが日本よりも断然に多い事です。

日本ではほとんど見かけないメキシコ料理、マレーシア料理、シンガポール料理、インドネシア料理、トルコ料理、ギリシャ料理なども都市部に行けばすぐに見つけることができます。

もちろん日本でもよく見かけるイタリア料理、フランス料理も多いです。

オーストラリア料理はというと、国自体がまだ若いため、オーストラリア料理と呼べる定番の物はありません。

それでもフランス料理や日本食をベースにしたフュージョン料理店として、オーストラリアンレストランは街中にいくつも見かけることができます。

さらに詳しい食事に関する事柄はこちらの記事で説明しています:オーストラリアの食べ物のレベル

第1位:治安が良い

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やはり留学や移住を考える時は治安の問題が大きなウェイトを占めるのではないでしょうか。

オーストラリアは、住んでみて本当に感じましたが、とても治安が良いです。

海外旅行で15カ国旅行しましたが、その中でもトップクラスに入る治安の良さだと感じています。

実際に統計上でも、人口10万人あたりの殺人事件の発生件数で見ても、オーストラリアはトップレベルに入る治安の良さです。

夜中にランニングをする習慣のある私にとっては、ランニングの時間を変更する手間がなくて個人的にはとても助かっています。

どの程度治安が良いのかはこちらの記事で詳細を説明しています:オーストラリアは安全なのか?

これまで良い点ばかりを述べてきましたが、悪い点ももちろんあります。

悪いところ

第4位:日本の大都市に比べると小さい

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悪い点の1つ目は都市のサイズが日本の大都市と比較すると小さい事です。

東京や大阪をイメージしてシドニーに来ると、かなり小さく感じてしまうかもしれません。

人口で比較してみると、シドニーでおよそ500万人住んでいるので、日本の福岡県と同程度です。

そのため、シドニーの都市部も博多をイメージしてもらえれば大体同じくらいの大きさになるのではないかと思います。

第3位:交通インフラが脆弱

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第3位は交通面です。

シドニーだけかもしれませんが、交通網が日本よりも脆弱です。

日本では東京で雪が降った時に電車が止まってニュースになりますが、シドニーでは大雨でも電車が止まって代わりのバスを利用しなければならなかったりします。

私がシドニーに住み始めた2022年3月は特に大雨が多かったので、最初はかなり戸惑いました。

これはシドニーが雨が少ない事の裏返しでもあるので、頻繁に起こるわけではありませんが、交通網が日本よりも脆弱なのは覚えておいた方が良いと思います。

そして、電車の設備工事で電車が使えない事も多いです。

日本では夜間に整備・点検され、日中に人身事故以外で電車が止まる事は稀な事ですが、シドニーでは設備工事で週末は〇〇駅〜△△駅まで電車が止まるなんて事がよくあります。

止まっている区間は代わりのバスが走ってくれるので、全く移動できないわけではありませんが、電車が止まるたびにルートをグーグルで調べるのは少し面倒ですね。

第2位:お店が早く閉まる。

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これは夜型人間にとっては死活問題かもしれませんね。

私の場合は、カフェでパソコン作業をしたり、勉強したりする習慣があったので、カフェが早く閉まるのは不便に感じました。

シドニー中心部では少し長めに空いているカフェもありますが、ほとんどのカフェは15時には閉まってしまいます。

これは朝の通勤時からランチまでのお客さんをターゲットにしているためなので、しょうがないことではあるのですが、日本ではありえない時間に閉まってしまうので、夕方までカフェで勉強するという事が難しいです。

ちなみにスターバックスコーヒーもシドニーにいくつもあるんですが、7時や8時に閉まってしまう店舗が多いです。

カフェに限らず、レストランも8時半や9時に閉まってしまうお店があったりと、日本に比べて閉店の時間が数時間早い所が多いです。

シドニーにもやよい軒があるのですが、シドニー中心部で日本食を食べようと8時にやよい軒に行った所、ラストオーダーの時間を過ぎていたので入店できなかった事さえありました。

これだけ聞くとかなり不便に感じるかもしれませんが、逆に言うと、それだけ遅くまで働いている人が少ないという事かもしれません。

ワークライフバランスを突き詰めて、従業員の勤務時間を厳密に守るとそのくらいの閉店時間になると言われたら一応納得はできますね。

お客の立場では不便に感じますが、働く立場であれば従業員がしっかりと守られているという事なんでしょう。

第1位:物価

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悪い所第1位は物価の高さです。

これは悪い点としてあげて良いのかは微妙な所ですが、オーストラリアで働いていない留学生にとっては死活問題ですね。

私の体感として、オーストラリアの物価は日本の約2倍といった所です。

最近コンビニで500mlの水が300円前後で売っているのを見かけたので、商品によっては2倍かそれ以上ですね。

レストランでも安めの所でも1500円以上する料理が多いので、日本の奨学金で留学に来ている人や、身銭を切って来ている人はほとんど自炊になってしまうと思います。

留学期間中は金銭的な負担を頑張って耐えて就職にかけるか、アルバイトに励む事をお勧めします。

救いなのは、オーストラリアは果物や野菜の値段はそれ程高くなく、物によっては果物は日本よりもかなり安かったりするので、自炊ができる人は生活費を安く抑える事ができると思います。

より詳しい事はこちらの記事でお話ししています:オーストラリアの物価はどのくらい高いのか

いかがだったでしょうか。

これから移住や留学先としてシドニーを考えている方達はシドニーの良い所・悪い所を比べて、自分にとって住み良い都市なのかじっくり考えてみてください。

今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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