オンライン英会話サービスの紹介

オンライン英会話

英語学習のためにオンライン英会話サービスを利用してみようと考えた時に、一体何を話したらいいのかと不安に思うのではないでしょうか。

オンライン英会話を一度でも試した事のある方ならこの点に関してあまり心配する必要はない事をご存知でしょうが、初めて利用する時には外国人と話をすると考えただけでも緊張するのに、一体何を話したらいいんだと不安になるものです。

そこで今回はオンライン英会話レッスンを受ける時にどんな事を話したら良いのかを解説していきます。

私は過去にレアジョブ、Cambly、italkiの3つのオンライン英会話サービスを利用した事があるので、それぞれのレッスンでどんな内容を話したのかサービスごとに説明します。

レアジョブ

レアジョブは日本人を対象にしたオンライン英会話サービスで、講師はフィリピン人が担当しています。

フィリピンは英語が公用語として使用されているので、どの先生も非常に流暢に英語を話します。

英語が堪能である事から、仕事を求めて海外に出稼ぎに出る人も多くいるようです。

私がレッスンを受けた先生の中にも、アメリカの大学を卒業してそのまま何年かアメリカで働いた経験を持っている方がいました。

そして彼らはレアジョブで日本人の生徒を相手にするためにわざわざ日本語を勉強してくれているので、英語初心者の方にもお勧めできます。

レッスンの内容はというと、下にお見せするように日常英会話から難しい議題のディスカッションまでレベルに分けて色々なコースが用意され、さらに各コースも100以上の教材が取り揃えられています。

各トピックごとに推奨レベルが示されており、さらにトピック内でもレベルが細かく別れてトピックが用意されています。

レベル5まではテキストに日本語もついていて英語が苦手な人でもしっかりとレッスンについて行けるようになっています。

それぞれのレッスンでは60分程度で1回分のテキストが用意されており、単語、構文、状況の説明の仕方などの解説があり、フレーズの紹介があった後に実際にそのフレーズを使って文章を伝える練習などが用意されています。

さらに正しい発音ができるように口の動きを図で説明してくるセッションもあります。

実際に発音してみて、講師の先生が正しい発音を教えてくれる流れになっています。

そして余裕があれば最後に文章を自分で自由に作って先生と会話してみたりといった内容が1回のテキストに含まれています。

このようにレッスン中に話す内容はテキストで事前に決まっているので、レッスンで何を話すか悩む必要は全くありませんし、レッスン中は講師の先生が積極的に説明してくれるので何を話すか悩んでいたのがバカバカしくなる程60分があっという間に終わってしまいます。

英語初心者や、ある程度話せる自信はあるけどオンラインレッスンは初めてだという方にはレアジョブが一番お勧めです。

Cambly

次に御紹介するのはCamblyです。

Camblyはスマホやタブレットでも利用でき、さらに予約なしでも隙間時間にいきなりネイティブと会話ができるという優れたオンライン英会話サービスです。

レアジョブと違い、北米、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの広い地域から講師の先生が選ばれており、アクセントから先生を選ぶ事も可能です。

イギリス留学を考えているのであれば、イギリスアクセントの先生を選んでレッスンを受ける事でイギリスアクセントの英語に慣れる事が可能です。

レッスンの内容はというと、こちらもテキストを選択可能です。

選択可能というのは、何も洗濯せずにレッスンのスタートボタンを押すとフリートークでレッスンが進んでしまうためです。

トピックには日常英会話、ビジネス英会話、3つのレベルごとのディスカッション、IELTSのスピーキング練習問題など幅広いテキストが用意されています。

私はIntermediate classとAdvanced classのディスカッションを選択しレッスンを受けていました。

テキストの内容はというと、最初に少し単語の勉強、フレーズ・構文の学習をした後は「◯◯についてどう思いますか?またその理由は?」のような会話を主体として内容が多く含まれています。

そしてテキストが進んでいくにつれて難易度が少しずつ上がっていくようになっており、最初は「Have you ever had a pet?」から始まり、最後の方では「Do you think people who buy and sell endangered animas as pets should be punished? If so, what do you think the punishment should be? If not, why not?」など長い質問で、なおかつ簡単な英語だけでは答えられないような質問が出てきます。

以上の事から、Camblyはレアジョブと異なり実戦の会話にフォーカスしており、すでにある程度英語が話せる人に対して会話力を伸ばすように作られていると言えると思います。

そのため、TOEICで600点以上取れる人や、IELTS、TOEFL受験予定の方などにお勧めのサービスになっています。

実際のIELTSのSpeaking part3でも同じくらい答えにくい質問がくるので、試験受験者にとっては良い練習になると思います。

Camblyである程度しっかりと答えられれば、IELTSの本番の試験も問題なく答えられると思います。

ちなみに先生を選ぶ時に英語教育の資格を持っている人を選ぶとしっかりとしたフィードバックをくれる事が多く、IELTS、TOEFLの準備をしている人にはちょうど良いかと思います。

逆に英語教育の資格を持っていない先生は日常会話に近い速度で話してくれたり、テキストに関連するスラングを教えてくれたりするので、それも非常に役に経ちました。

やはりいくら先生がネイティブでも、レッスンではこちらがわかるように多少ゆっくり話してくれるので、実際の日常会話の速度とは異なっている事が多いです。

italki

最後に御紹介するのがitalkiです。

italkiは上の二つとは違い、多言語を勉強できるようになっており、レッスンの内容も講師の先生に一任されています。

そのためitalkiの場合は決まったテキストがありません。

私が何人かの先生とレッスンをした時も、こちらがどんな内容のレッスンを希望しているのかを伝えて、それに合わせてレッスンを作っていってもらっていました。

具体的には、IELTSのSpeaking、Writingは自分だけで練習するのが難しいと考えていたので、過去問や類似問題をレッスンで取り扱ってもらいたいと伝えてレッスンをしてもらいました。

先生はIELTS指導の経験がある方をプロフィールから選んだので、すぐにSpeakingの問題を用意してくれ、実際に喋り、その都度フィードバックをもらうというやり方でした。

Writingは事前にもらった問題に対して文章を作っておき、レッスンの時にGoogle documentを共有しながらリアルタイムで文章を直してもらっていました。

IELTS指導の経験がない先生のレッスンを受けた事もあり、その時には「How do you usually organize lessons (普段どのようにレッスンを行っていますか?)」と聞いて、相手が普段行っている方法に任せた事もあります。

ちなみにitalkiは他のオンライン英会話サービスと違い、生徒同士でコミュニケーションを取れるサービスを充実しているので、英語学習に煮詰まった時に他の生徒がどのように学習しているかなどもわかり、やる気を保つのに役立ってくれました。

総括すると、ほとんどのサービスにはテキストが用意されており、用意されていなくてもどのように普段レッスンを行っているか確認すれば相手が話すトピックを用意してくれるので何の問題もなくレッスンを受けることができます。

これからはオンライン英会話サービスを利用してみようと考えている方の不安を少しでも少なくする事ができたのではないでしょうか。

初めて利用する時はやはり不安だと思いますが、思い切って飛び込んでみましょう。

その一歩が確実にあなたの英語力を向上させてくれます。

一緒に頑張って行きましょう。

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