こんにちは、総合医です。
今回は海外留学とお金についてお話ししてみたいと思います。
世の中には海外留学に興味はあるけど自分には無理だと思って行動に移せていない人が山のようにいると思います。
海外留学に踏み切らない理由の大半は「海外で生活するのが怖い」だったり、「仕事があって半年以上も休めない」というものだと思いますが、「留学に行ける程のお金の余裕がない」という理由も多いのではないかと思います。
留学にはお金がかかる
海外留学にかかる費用を調べてみると、半年間の語学留学だけでも数十万円〜百万円以上、海外大学院に入学した場合には数百万円から、場合によっては1000万円以上かかることもあります。
留学先として人気のアメリカでは、授業料だけで総計1000万円を超える大学もざらにあります。
ただでさえ国民全体で徐々に貧乏になってきている日本人に、これだけの蓄えを持っている人は限られていると思います。
海外留学を目指す若い世代でそんな余裕を持っている人は、日本国民の中でも上位5%程度でしょう。
それでは海外留学はそんなお金に恵まれた一部の人にしかできないのでしょうか?
実はそんな事はありません。
私の周りでも、特別お金持ちの家計に生まれたわけでもないのに海外留学に行った人は何人かいましたし、海外留学に行ったことのあるインフルエンサーの人もよく聞けば元々お金持ちでない人の方が圧倒的に多いです。
それではみなさんどんな方法で留学資金を確保しているのでしょうか?
奨学金
大卒の人であれば、大学在籍時に育英会などの奨学金を借りていた人も多いのではないでしょうか。
海外大学留学を目指す人にも同じように経済的支援をしてくれる奨学金が存在します。
しかも、海外大学への留学の場合は、日本でもらう奨学金よりもよっぽど待遇がいい事がほとんどで、種類もたくさん存在します。
ちなみに日本の大学生がよく借りている奨学金は、奨学金という名の学生ローンで、本物の奨学金とは別物です。
海外大学進学を支援する奨学金は返還義務がないものがほとんどで、その額も年間数百万円以上の援助である事が多く、渡航費用をカバーしてくれるものもあります。
留学経験者の人達は、この奨学金を獲得する事で留学費用をカバーしていることがほとんどです。
奨学金に受かりさえすれば、費用のほとんどカバーできてしまうので、留学を目指している人達は、英語学習を始めた時から奨学金プログラムもしっかりと調べておくと良いでしょう。
ここまで聞くと、奨学金は競争が激しくて自分には獲得は無理だと考えてしまう人がいるのではないでしょうか。
しかし、その考えは大きく間違えていると私は考えています。
なぜなら、海外大学・大学院に進学しようと考える人は今の日本ではかなりの少数派です。
その中で実際にTOEFLやIELTSを受験し、海外大学から合格をもらえるレベルの点数を取れる人はかなり限られるでしょう。
そもそもTOEFL、IELTSで留学最低ラインを超えるだけの英語力を獲得している人は、日本人全体で見ればかなり優秀なレベルです。
TOEFL、IELTSを受験するという、実際に行動に移せた限られた人達の中でも、十分な点数を獲得できるのはさらに限られた存在なので、たとえ奨学金プログラムの数が限られていたとしても決して可能性は低くありません。
大学生時代の成績が悪かった事を気にしている人も、それほど心配する必要はないと思います。
私自身大学時代の成績はかなり悪く、GPAで言えば2.4程度で平均点にも達していませんでした。
それでも留学可能なレベルの英語力を獲得できれば、十分奨学金を得るのに足る実力を持っている証明になるので、海外留学に興味を持っている人はぜひ臆せずに奨学金目当てで留学に向けて頑張ってみてください。
現地でのアルバイト
奨学金以外にお金を得る方法として、現地留学中にアルバイトを行う事です。
留学中に良い成績を取らないといけないのにアルバイトなんてしている余裕はないと考える人もいるかもしれませんが、私の友人達をみていると、留学中にアルバイトをしていた人達の方が英語能力の習得が格段に早かった気がします。
英語はなるべく多く使う事が最短の勉強方法なので、アルバイトを通して生の英語に触れる機会を増やす事で、英語技能が上達し、逆に学校で好成績が取れるようになるかもしれません。
もちろん授業料をカバーできる程稼げるわけではないのですが、生活費の足しにするくらいの稼ぎはアルバイトだけでも期待できるでしょう。
副業
奨学金と現地でのアルバイト以外にも金銭的負担を軽減する方法は存在します。
これはまだ留学を考え始めた段階の人などにお勧めなのですが、副業や資産運用でお金を増やす方法です。
具体的には、オンラインでできる副業のブログ執筆、Youtube動画の作成(切り抜きなど)、動画編集の副業などが現実的にお勧めです。
これらの副業は始めてから収益化できるまでに時間がかかる事が多いので、留学してから始めるよりも、留学前から始めておき、実際に留学する段階ですでに収益化でき始めているのが理想です。
一度収益化できてしまえば、その後も引き続いて収益が得られるため、これらのオンラインでの副業はかなり推すめです。
ブログで自信が調べた英語学習方法について執筆するだけでも、月々数万円の収入を得る事はそれほど難しくありません。
タイミングが良ければ、Youtube動画の切り抜きを初めて月々数万円以上の種運輸を得る事も決して不可能ではないはずです。
動画編集自体はそれほど高度なテクニックは必要ないので、英語の勉強の合間にネット上で勉強して、試しにやってみてもいいと思います。
月々数万円の収入があるだけでも海外での生活費の足しにはできるので、金銭的な不安を和らげることができると思います。
資産運用
資産運用は特別留学を目指す人だけにお勧めするものではありませんが、金融リテラシーを高めておく事も非常に有効です。
リスクの少ない投資に留学準備時期から投資を初めておくことで、留学時の経済的負担の軽減につなげることが可能です。
実際に私は社会人になってから外国のインデックス投資を続けていましたが、新型コロナ後の株価高騰の波で大学院の授業料1ターム分をカバーできる程の収益を得ることができ、経済的にとても助かりました。
流石に新型コロナの時のような株価の急激な上昇はそう頻繁に起こるものではないでしょうが、日頃から積み立てておく事でいざという時に役に立ってくれる事が多いのも事実です。
留学に関係なく、金融リテラシーを高めておく事はかなりお勧めです。
英語の勉強と同時に金融の勉強なんて難しい事はできないと考えている方がいれば、こちらの本をお勧めします。
私もこの本を読んで勉強し、今では最低限の金融の知識は得られたと自信を持っていえるくらいです。
本の内容は非常にわかりやすく図解入りで描かれており、全ての日本人にお勧めできる内容です。
著者の両学長はYoutubeでも情報発信をしているので、本を購入する前にYoutubeの動画も確認してみてください。
いかがだったでしょうか。
今回は留学に付きまとわるお金の問題の解消の仕方についてお話ししてみました。
海外留学には興味があるが、金銭的な負担を気にしてあきらめている人にはぜひ今回の記事を参考に夢をあきらめずに頑張ってもらいたいです。
留学経験者で金銭的な負担を解消した経験談のある方は、コメント欄で自身の経験談を共有してもらえたら嬉しいです。
今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。
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