こんにちは、総合医です。
今回は、英語の勉強を継続させるための方法についてお話ししてみようと思います。
英語学習は継続する事が何よりも大事
英語学習の一番のキモはなんといっても継続する事です。
どんなに短期集中して勉強する事ができても、英語を数週間や数ヶ月で完璧にマスターできる人はまずいません。
以前の記事にも書きましたが、大体の人は英語をある程度習得するまでに2000〜3000時間の勉強が必要になります。(参照:何時間勉強すれば英語が話せるようになるのか?)
そして仮に英語を短期間で習得する事ができたとしても、それを継続して使用し続けなければすぐに忘れてしまいます。
我々が普段意識せず使用している日本語ですら、長期間使わずにいると次第に忘れていき、うまく話す事ができなくなってしまいます。
皆さんもスマホを使い始めるようになってから以前は書けていた漢字がすぐに書けなくなったという経験を持っていませんか?
会話も同様で、以前ならすぐに思い浮かんでいた単語が咄嗟に出てこなくなったり、日本語で何かを説明する時にうまく話せなくなったりしてきます。
例え母国語であったとしても、継続して使っていないと能力は退化していってしまうのです。
毎日英語の学習を行うというのは英語学習者なら皆さんが目標にする事だと思います。
留学を目指している人ならば尚更です。
しかし、普段は社会人として一日中働いている人達にとって毎日英語の勉強を行うことはそれほど容易いことではありません。
仕事が終わるのが遅くなってしまう事もありますし、仕事で疲れてどうしてもやる気が出ない日ももちろんあります。
英語学習を継続させるための手段としてよく聞くのが、「1日30分TOEICの過去問を解く」や、「1日30分オンライン英会話をやる」という毎日の目標を定めてそれを継続するようにする事だと思います。
目標を立てるのはとても効果の高い方法で、実際に目標を立てた事で自分の学習ペースを確立してうまく継続できている人もよく聞きます。
しかし、この時に一点気になる事として、これらの目標が短期目標になりがちという事です。
基本的に目標というのは、最終的な目標から逆算して予定を立てるのが良いとされています。
そのため、1日30分TOEICの過去問に取り組むという目標設定でも構わないのですが、1年間でどの程度の問題を解きたいのかを具体的にイメージすると、1日30分の勉強で何をすべきなのかがより具体的な形として見えてきます。
目標が具体的になればなるほど達成のための道筋もはっきりと見えてくるので、目標はより具体的に立てることをお勧めします。
ただ、あまりに盛りだくさんの目標を立ててしまうと挫折してしまうリスクが高くなってしまうので、私は1%勉強法というものをお勧めしています。
1%勉強法
私の考えた1%勉強法というのは、最終的なゴールを決めて、1日最低1%進めるというものです。
例を挙げると、洋書を読破するという目標を仮に立てたとしましょう。
この時、その本が100ページの本だった場合、1%勉強法では1日最低1ページ読むというような内容になります。
もちろんこの1%は自身の英語力や、確保できる時間の長さを鑑みて実現可能な範囲になるように調整する必要があります。
そしてなるべく「この分量なら疲れている日でもなんとか達成できる」という分量にうまく設定できれば最高です。
元気な時になんとか達成できるレベルに設定してしまうと、すぐに達成できない日がやってきて、継続してやっていくことが難しくなります。
この1%勉強法は毎日の達成目標をなるべく細切れにする事で毎日目標達成させて、そこから得られる達成感を糧にモチベーションを維持し、英語学習を習慣づける事が目的なので、体調の悪い日や忙しくてなかなか時間を確保できない日を基準として想定し、目標を立てる事が重要です。
もしこの1%勉強法を継続する事ができれば、仮にやる気のない日が100日続いたとしても、100日後には1つの目標を達成する事が可能です。
1つの目標を達成した時に得られる達成感はとても大きく、その達成感を次の目標達成に対する大きなモチベーションにする事が可能です。
1つ目標達成ができたら、自分の勉強してきた内容を振り返り、それに基づいて次の目標を設定する事で年間3つの目標を達成する事ができます。
3つと聞くと「たったそれだけ?」と感じる人も多いかと思いますが、それは目標の立て方次第です。
これまで洋書を読破した事がない人が、英語学習のために1日1%ずつ読みすすめて年間3冊読めるようになればこれは大きな進歩です。
そして、この1%勉強法はあくまで勉強を毎日続けるためのペースメーカーの役目が大きいので、時間がたっぷり確保できる日や、体調が万全な時はむしろ1%にとどまらずにどんどん勉強を進めてしまって大丈夫です。
問題なのは、調子の悪い時に目標達成できずそこで勉強が途絶えてしまう事です。
どんなに調子が悪くてもこれくらいならできるというラインを見つける事ができれば、普段仕事で忙しくても英語の勉強を続けて行くことは十分可能です。
私はこの勉強方法を始めてから勉強のペースを保つ事ができ、洋書を年間に数冊ずつ読み進める事ができています。
1日のうちに英語に触れる時間を長くする事も重要ですが、いかにモチベーションを保って毎日継続して勉強できるようにするかもとても重要です。
私が利用した英語学習サービス
そんな1%勉強法を実践し、現在無事に留学できているのは、私が留学前から利用しているオンライン英会話サービスのおかげでもあります。
留学を考えるのであれば聞く事と話す事は必ず練習しなければなりません。
オンライン英会話サービスがなければ私がネイティブの学生とディスカッションをしたり、教授の英語を理解できるようにはならなかったでしょう。
皆さんには私が実際に利用していたオンライン英会話サービスもご紹介しておきます。
英会話初心者の方にはレアジョブ
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詳しいオンライン英会話活用方法はこちらの記事も参照してみてください。(私が活用しているオンライン英会話サービス)
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