【中級者向け】英語学習におすすめなYoutubeチャンネル

リスニング

前回英語学習におすすめのYoutubeチャンネルをご紹介しましたが、今回は中級編です。

本当は初級⇨中級⇨上級の順番で紹介したかったのですが、中級の分量がアンバランスに多くなりそうだったので、中級だけ分けて記事にすることにしました。

ちなみにここでいう中級の定義は、ある程度英語学習を進めてきて、ゆっくり喋ってもらえればある程度行っていることが理解でき、英語だけで説明されても10分〜20分程度なら集中力を途切れさせずに見ていられるレベルの人としています。

これからご紹介するチャンネルは、上級者が見ると非常にゆっくり喋っていて少し違和感を感じる程度のものです。

英会話中級者にとっては非常にタメになるチャンネルだと思いますので、ぜひトライしてみてください。

Learn English With TV series

Learn English With TV seriesは映画やドラマのワンシーンを利用した英語学習チャンネルです。

アメリカ人とイギリス人のネイティブがドラマの中で登場するスラングやジョークをネイティブでない人にわかるように説明してくれているので、楽しみながら英語を学習できるようになっています。

中級編に入れた理由は、解説が全て英語でされているためです。

ただし、上級編と違い2人のネイティブが我々にもわかるようにゆっくり・はっきりと発音してくれているため、リスニングがある程度苦手な人でもついていけるようになっています。

そしてこのチャンネルがおすすな一番の理由は、英語独特の発音やリンキングを丁寧に説明してくれている所です。

ここで言う英語独特の発音の代表格とはシュワサウンドの事です。

シュワサウンドとは、“ア”と“エ”の中間のような、日本人からすればなんとも中途半端な発音で、英語ではよくこのシュワサウンドが出現します。

発音記号では小文字の“e”をひっくり返したような【 ə 】の記号で表記されています。

現在の英語教育はわかりませんが、一昔前に英語の授業を受けていた我々はほとんど英語の発音について教育を受けてきていないので、こんな記号があることも知らないという人が多いと思います。

“R”の音が英語の発音の時によく話題になりますが、ネイティブの発音に近づけるためにはシュワサウンドも意識する必要があります。

そしてリンキングに関してですが、これも日本人が最も苦手とする物の一つで、単語と単語をくっつけて発音することです。

わかりやすい例を挙げると、“I want you”は“アイ ワント ユー”ではなく、“アイ ワンチュー”と発音します。

“want”の“t”と“you”の“y”がくっついて“chu”の発音になっています。

他にも“What do you want ?”をネイティブは“ホワッ ジュー ワント ?”と発音することがあります。

“do you”の“ドゥー ユー”をくっつけて“ジュー”と発音するなんて知らなかったら意味がわからないと思います。

英語圏に住んで英語の発音に触れていけば自然と認識できるようになるのでしょうが、日本に住みながらネイティブのこれらの言い回しを自然に見いつけるのはほぼ不可能ではないかと私は思います。

そのため、ある程度典型的なリンキングなどは覚えてしまう必要があると考えています。

日本の英語学習教材ではリンキングを実践的に教えているものがほとんどないため、ドラマなどで実際に使用されているところで解説してくれるこのチャンネルはかなりお勧めできると思います。

このチャンネルでは、無料の動画と併せて、大人気sitcomドラマの『Friends』を使用した有料の集中特訓コースも用意されているため、気に入った方はそちらも試してみると英語のリスニング力強化に最適でしょう。(sitcomは日常生活を題材にしたコメディドラマの事で、日常的に使用される会話表現を学べるとして英語学習によくお勧めされています。)

参考として一つ動画を貼っておきますので、ぜひ見てみてください。

mmmEnglish

mmmEnglishはオーストラリア人英語教師がネイティブでない人向けに授業を行ってくれるチャンネルです。

私自身がオーストラリアへの留学を視野に入れていたので、オーストラリア英語の学習のためにこのチャンネルを頻繁に見ていました。

日本人からすると英語と言えばアメリカ英語が主流で、英語なんてどれも一緒なんじゃないの?と思いがちですが、世界を見るとアメリカ英語はたくさんあるアクセントの一つでしかありません。

ハリウッド映画がよその国で見られやすいので、アメリカ英語は一つのメジャーなアクセントですが、どちらかといえばイギリス英語とイギリス英語により近いアクセントを話す人の方が世界人口で見ると多い印象です。

そしてオーストラリア英語はどちらかと言えばイギリス英語に近いと言われています。

私レベルではアクセントをはっきりと区別することはまだできませんが、リスニング力がついてくるとなんとなくアクセントの違いがわかってきます。

mmmEnglishではそれほど強いアクセントではないので、他のアクセントを学習している方でも英語学習にかなり役立てることができるのではないかと思います。

たまに紹介されるオーストラリアのスラング紹介などもとても興味深い動画でした。

arvoやbrekkieやmaccasなどオーストラリア独特のスラングでアメリカやイギリスに住んでいれも絶対にわからない面白い表現が盛り沢山です。

お試しで一つ動画を貼っておきますので、試しに見てみてください。

English with Lucy

English with Lucyはイギリス人Youtubeによる英語教育チャンネルです。

私がなぜこのチャンネルを見ていたかというと、留学のために受けていた英語の試験がIELTSだったからです。

詳細は他の記事でまた改めて説明しますが、IELTSはイギリスで作られている試験のため、イギリス英語がふんだんに使われています。

そのためイギリス英語になれなければならず、そのためにイギリス英語のチャンネルを探し出したというわけです。

イギリス英語は階級や住んでいる地域によって発音の仕方がバラバラだという話も聞いた事がありますが、私レベルではそこまではっきりとした違いはわからないため、このチャンネルのホストのLucyの発音をイギリス英語の一つの指標として学習しました。

イギリス英語はアメリカ英語とははっきりと異なり、“R”の発音が少なく、リンキングももしかしたら少ないかもしれません。

例を挙げると、イギリス英語では“Car(車)”を日本語の“カー”のまんま発音しますし、“Water(水)”も日本人が一般的に習ってきた発音の“ウォーター”というように発音します。

そのため、イギリス英語の方が日本人には理解しやすいと英語教育者が言っているのを見ます。

しかし、私個人としてはアメリカ英語に慣れている日本人にとってイギリス英語は聞き慣れておらず、聞き取るのに苦労すると思います。

私自身もイギリス英語よりもアメリカ英語の方が聞き慣れており、リスニングもまだしやすいような感覚を持っています。

そのため、IELTSを受験する方にはイギリス英語の勉強も兼ねてこのチャンネルの動画を見ることをお勧めします。

こちらもお試しの動画を一つ貼っておきます。

Speak English With Vanessa

最後に御紹介するのがアメリカ人Youtuberによる英語教育チャンネルです。

先にも述べた通り、私はオーストラリア英語をメインに勉強していたので、このチャンネルを見る機会は上の3つのチャンネルに比べると少なかったのですが、日本人で英語を勉強する方のほとんどはアメリカ英語を学習すると思いましたのでこのチャンネルもご紹介します。

Speak English With Vanessaも基本的な内容は上の2つのチャンネルと大きく変わりませんが、陽気なアメリカ人のチャンネルなので、楽しく英語学習ができると思います。

お試し動画を一つ貼っておくのでぜひ試してみてください。

いかがだったでしょうか。

自分に合ったチャンネルはありそうでしたか?

もし日本人にあった他のチャンネルなどあればコメント欄に書いて教えて頂ければ幸いです。

皆さんのお役に少しでも役立てば幸いです。

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