オーストラリアはどのくらい清潔なのか

留学

こんにちは総合医です。

今回はオーストラリア(シドニー)の街中の清潔具合についてお話ししてみたいと思います。

我々日本人にとって清潔さは日々の生活の中でかなり重要な事なのではないでしょうか。

海外旅行に行った事がある人にはわかってもらえると思いますが、外国に行った時に日本では考えられないくらい汚い場所があったり、公共の乗り物や公衆トイレが汚かったりと、清潔さで言えば日本は群を抜いています。

特に発展途上国の地方都市を訪れようものならかなり不潔な経験をする事があります。

私自身は以前インドに旅行した時、公衆トイレがかなり汚かったり、公共の乗り物が汚れまみれで吊り革にも捕まりたくないと思ってしまう程でした。

それでは先進国であるオーストラリアはどうなのでしょうか?

結論から言うと、日本のレベルには及ばないですが、他の国と比較するとかなり清潔と言えると思います。

以下に具体的な例を挙げて説明してみたいと思います。

街中の様子

シドニーの街中は日本とほぼ同じレベルです。

街中には公共のゴミ箱が置かれており、ポイ捨てしている人は見かけませんし、清掃もかなり行き届いています。

このあたりはさすが観光都市と言えるかと思います。

壁に落書きがされているのを日本でも見かける事がありますが、シドニーでも見かける事があります。

特に電車に乗って外を眺めていると、線路沿いの壁に落書きされているのを見かける事があります。

しかし、どこもかしこもというレベルでは決してなく、ごくたまに見かける程度です。

シドニーの中心部では狭い路地でも全く見る事はありません。

公共交通機関

日本では深夜に酔っ払いが電車内で嘔吐しない限り公共交通機関はかなり清潔に保たれていると思います。

シドニーはどうかと言うと、日本と同じレベルか、もしかするとそれ以上かもしれません。

電車内はかなりきれいに保たれており、バスも全く不快になる要素がありません。

駅構内も清潔に保たれており、ニューヨークの地下鉄とは大きな違いです。

清潔さとは少し関係ないかもしれませんが、私はシドニーで初めて電車に乗った時に2段式の電車をみて少し感動しました。

日本では上下の2段式になっている電車は寝台列車などを除くとほぼみる事はありませんが、シドニーで走っている一般的な車両は上下の2段式になっており、席の数も日本の車両より多く、とても便利だなと感じました(メトロは日本の車両とほぼ同様)。

ただ、新幹線と同じような席の配列になっているため、窓側に座っている人は混んでいる時に電車を降りる時に少し気を使います。

窓側の人が降りる時に多少不便を感じる事はあるかもしれませんが、そうだとしても、座れる人が多いこの車両形態は私は素晴らしい案だと思うので、日本の鉄道会社も導入したらいいのにと思います。

トイレ

トイレは日本人が最も清潔さを気にするポイントの一つではないでしょうか。

シドニーのトイレはどうかと言うと、これは日本の勝ちと言わざるを得ません。

オーストラリアではウォシュレットは全く普及していませんし、男性用小便器も個別の小便器がなく、壁に向かって用を足す形式のものが多いです。

他の国と比較すると、清潔レベルはかなり高い方ではありますが、トイレの綺麗さが気になってしまう私からすると、もう少し綺麗だといいなと思わされる事が多いです。

トイレが原因で留学や移住をキャンセルする程ではありませんが、この点はオーストラリアに来る前に知っておいた方がいいかもしれません。

日本のデパートのトイレを想像してくると、オーストラリアのトイレは質が低く感じてしまいます。

アパート

留学生だとアパートの綺麗さが気になる所ではないでしょうか。

もちろんオーストラリアでも家賃が上がればそれだけ綺麗で新しい部屋に住む事ができるので、一概に綺麗さについて言及する事はできません。

しかし、学生寮などの大学近辺に用意されている学生向けのアパートは大体家賃が似通っており、間取りもワンルームであることが多いので、学生向けの部屋についてのみお話ししようと思います。

基本的にシドニーの中心部に近い大学では、学生寮の家賃は12万円〜20万円程度に設定されているものが多いです(為替の影響をもちろん受けます)。

この一般的なお部屋はどうかというと、私の経験した中では、悪くはないという印象です。

特別に綺麗ではないですが、全く住めないというレベルでは決してありません。

バスルームが共用の場合も多くあるので、オーストラリア留学を考えている人はその点だけ注意してください。

以上が私の経験に基づいたオーストラリア(シドニー)の清潔さについての印象です。

住んでいる場所によって多少の差はあるでしょうが、それほど外れてはいないはずです。

今後留学や移住を計画している方は参考にしてみてください。

今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てる事を祈っています。

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