こんにちは、総合医です。
今回はリスニング勉強方法でお勧めの方法をご紹介してみたいと思います。
前回の記事ではオンライン英会話で緊張感を保ちながらの英語学習をお勧めしましたが、オンライン英会話だけではどうしても身につかない英語表現もあると思うので、別の方法をご紹介してみようと思います。
同じ動画を繰り返し観る
その方法は、同じ映画を繰り返し観るという事です。
これは私自身の経験だけでなく、他の多くの言語学習者から聞いた話を元に話しています。
実際、語学系ユーチューバーのサマーレインさんとドーゲンさんは、動画内で「繰り返し同じ動画を見る事で単語の発音方法を学ぶ事ができるようになる」と発言しています。
ちなみにサマーさんは以前テレビ番組にも出演していた事があるので、ご存じの方も多いのではないかと思いますが、日本語を独学で勉強し、日本で早稲田大学、東京大学大学院を卒業し、現在はスタンフォード大学の博士課程で言語学を研究されているという、まさに言語学を専門に勉強、研究、経験を積まれてきた人です。
Dogenさんは外国人向けにYoutube内で日本語を音声学的、比較文化的に紹介しているYoutuberで、言語習得に関してかなりの経験値を持っている方です。
動画を見て貰えばわかると思いますが、目を閉じながら聞いたら日本人同士が話しているのではないかと思ってしまうくらい、お二人とも日本語をほぼ完璧に習得しています。
そんなお二人ですが、どちらも同じ映画を繰り返し観ると言う勉強方法を実践されてきたようです。
そして、発音がうまくできるようになると、自分に自信が持てるようになり、英語学習のモチベーションがさらに上がるというようにも言及しています。
そしてもう一人、日本育ちでありながらイギリスの高校に留学し、現在はアメリカの超難関大学のミネルバ大学に通っているゆじー君も、動画の中で同じ映画を何度もみて、映像と併せて全てのセリフを言えるくらいまで練習したと話していました。
彼はハリーポッターの大ファンで、ハリーポッターの俳優と同時にセリフを言う練習を行なっていたようです。
動画内では実際に彼がどのように練習していたかを実践して見せてくれているので、一度見てみてください。
多くの日本人の英語学習者の人はおそらく、英語音源を聴いて、自分が聞き取れなかったところを確認し、もう一度聞いて終わりにしている人が多いのではないかと思います。
そこからさらに２０回、３０回、場合によっては１００回聞く・観るなんて事はよっぽど好きな映画、ドラマでなければ行わないと思います。
はっきり言って普通の大人であればすぐに飽きてしまって、集中力が続かないでしょう。
子供が言葉を早く覚える理由とは
ここまでのお話しで、同じ英語を何度も聞く事の大事さがわかったと思います。
そして、ここからは私個人の推測の領域に入ってしまうんですが、子供の方が言語の吸収力が高いのは、飽きにくいという特性を持っているからではないかと考えています。
お子さんのいる方や、周りに小さな子供がいる環境にいる方ならわかっていただけると思いますが、小さい子供のうちは、一度興味を持つと同じ事を飽きずにいつまでも繰り返す事がよくあります。
大人がそれに付き合っていると、すぐに飽きてしまって、一体いつになったらやめてくれるのかと負担を感じるまでに子供は一向にやめてくれません。
しかし、こと言語学習においては、この飽きずに繰り返すというのがとても良い効果を生み、学習効率を最大化させてくれているのではないかと思います。
スポーツなどでも、勉強でも、初めの基礎固めが最も大事で、基礎知識や基礎技能を体が覚えるまで何度も繰り返すという考え方があります。
私も基礎が一番大事で、基礎を身につけるまで繰り返し同じ練習を行う事が大事であるという事には同意で、英語学習における基礎固めとは、まさに同じ音源を体が覚えるまで何度も繰り返し聞くというのに当たるのではないかと考えています。
そのため小さい子供が繰り返し同じアニメを見たりするのは言語習得の基礎練習を繰り返しているのであり、それによって子供の言語習得能力が高い事につながるのではないかと考えています。
すでに成長しきってしまった我々も、同じように基礎固めをするように練習を行えば、子供程は無理でも、他の学習方法よりも効率を上げた勉強ができるのではないでしょうか。
いかがだったでしょうか。
今回は同じ映画、音声を繰り返し聞く事でリスニング学習の基礎練習を行なっていくという事をお伝えしました。
基礎練習はスポーツでもなんでも一番退屈な部分なので、継続できる人は少ないかもしれませんが、これまで英語学習で挫折してきた方達はこの方法を一度試してみる事をお勧めします。
今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てる事を祈っています。
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