ほとんどの人が有効利用できていないリスニング力の鍛え方

リスニング

英語学習において多くの人が苦手としているのがリスニングだと思います。

私もリスニングは最後まで苦手意識を持っていました。

多くの人はとりあえずTOEICなどの語学試験のリスニング問題を多くこなすことでリスニング力がつくだろうと考えて、過去問や練習問題を買い込むことから始めてしまうのではないでしょうか。

私も最初はIELTSの問題集を買い込んでひたすらリスニングの問題を解くという勉強方法を行なっていました。

しかし、今だから言えますが、この方法でリスニング力をつけられる人は一部の人だけです。

多くの人は聞けど聞けどなかなか上達しません。ましてやネイティブとスムーズに会話ができるようになることはありません。

その原因はなんなのかというと、私は集中力にあるのではないかと思っています。

これを聞くと「何を当たり前の事を言ってんだよ。リスニング問題を解いている時にしっかりと集中してやってるよ」と皆さんは考えるでしょう。

しかしここで皆さんが気付いていないことがあります。

リスニング問題を聞いている時の集中力などほとんど集中していない状態であるということです。

海外旅行などで外国人に話しかけられた経験のある方にお尋ねします。リスニング問題を解いている時と、実際に外国人に話しかけられた時とどちらがその後の疲労度は高いでしょうか?

外国人と数分間話した後の方がよっぽどぐったりして疲労感を感じていませんでしたか?

これはつまり、外国人が行っていることを必死に理解しようとして集中力が普段よりも高められた状態になっていたことを意味しています。

ここでわかる通り、相手のいないリスニング練習はほとんどストレスがかかっておらず、集中力としてはかなり低い方なんです。

そして英語の習得率を上げるためにはこのレベルで集中して取り組む必要があるのです。

つまりリスニングを最も効率よく鍛えるためには相手が必要なんです。

このことに気がついた時に、今までリスニングに費やしていた時間が徒労に終わっていた事を悟りとてもがっかりした記憶があります。

それを教えてくれていたらもっと早く上達できていただろうにと。

ちなみに世の中で効果があると言われているリスニングの練習方法として有名なものにシャドーイングというものがあります。

シャドーイングは効果がないと言いたいのか?と言われればそうではありません。これも集中力で説明することが可能です。

シャドーイングは耳で聴いた音を少し遅れて自分でも同じような発音していくという練習方法です。

これはリスニングを鍛えると同時にスピーキングも鍛えられる一石二鳥のトレーニング方法です。

そして自分で口に出してみようと思うと自ずと集中力も高まるという効果も含んでいます。

それならシャドーイングでリスニングの練習は十分じゃないかと言われそうですが、私の経験からするとシャドーイングでもまだ集中力は十分ではありません。

少なくとも私の場合は難易度が高すぎたこともあり、全然効果がありませんでした。

ある程度リスニングができて、スピーキングにも余裕がある方にとってはいいのかもしれませんが、やはり相手がいる練習に比べると効果は劣ると思います。

「日本に住んでたらそんなに簡単に相手なんて見つからないよ」と言われると思いますので、私のおすすめの練習方法をお教えします。

それはオンライン英会話レッスンです。

なぜオンラインレッスンかと言うと、英会話スクールよりもお手軽と、手間やお金がかからないからです。

今の世の中オンライン英会話はいくつもあり、選び放題となっています。

ただ、それぞれ少しずつ特色があるので、次回のブログでおすすめのオンライン英会話レッスンもお伝えします。

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