こんにちは、総合医です。
今日は英語のスピーキングの練習方法に関して皆さんにお話ししていこうと思います。
現在多くの日本人が英語を話せるようになりたい、又は英語が話せたらかっこいいと思っているのに、ほとんどの人が全く話せない、又はほとんど話せないレベルに留まっていると思います。
やる気があって行動に移した人でも、英会話学校やオンライン英会話で週に1回1時間程度話す機会があるというレベルの人がほとんどだと思います。
海外旅行に頻繁にいく人は英会話にある程度慣れているでしょうが、それでもネイティブと自然な会話をするのはなかなか難しいのではないでしょうか。
私もIELTSの勉強を始めた時にはスピーキングはオンライン英会話で週2回程度行う程度で、全く英語力が伸びていませんでした。
毎日オンライン英会話をやれば良いのですが、金銭的に負担が大きいことと、人見知りな性格が邪魔してなかなか増やせずにいました。
そんな私でもある練習方法を習慣づける事で、IELTSスピーキングテストの点数を1年で2.5点伸ばし、最終的に7.5点を取れるようになりました。
多くの海外大学、又は大学院への留学にはIELTSで6.5点以上が必要なので、スピーキングに関しては余裕を持ってパスする事ができました。
今でも英会話がネイティブレベルですごく得意になったというわけではありませんが、この練習方法のお陰で伝えたい事はほぼ間違いなく相手に伝わるようになり、ネイティブ相手でも聞き返されることは全く無くなりました。
皆さんも私と同じ練習方法を実践し、習慣づける事できっと英会話が上達し、英語技能テストのスピーキング問題で困ることはなくなるでしょう。
さて、そんな私が1年実践した方法とはなんなのでしょうか?
それは、『ひとり言』です。
なぁーんだと思った人も多いかと思いますが、もう少し読み進めてください。
多くの人は、相手もいないのにぶつぶつ一人で喋ってたら気持ち悪いとか、一人じゃ何を話していいかわからないといってやらないことが多いのですが、ひとり言は大切な基礎練習だと私は思っています。
スポーツに例えるなら、英会話におけるひとり言は、野球のキャッチボールや素振りに該当するものだと思います。
誰しも初心者の時から素振りの練習などしないでいきなり試合に臨んだりはしませんよね?
ある程度頭を使わずに英語が出てきて、さらに口がスムーズに英語を出せるようになるまでは一人で練習する事で、いきなりネイティブの先生を前にした時よりも明らかに流暢に話すことができるようになります。
これは間違いありません。
なかには「独りでスピーキングの練習したら正しい発音が覚えられない」と主張する人がいるかもしれませんが、これはある程度英語で喋ることができるようになってからネイティブと喋る練習をして、その時に直して貰えば良いのです。
英語を全く喋れないと実践も何もできるわけがありません。
日本語を全く喋らない外国人に日本語を教えてみろと言われても私たちもきっと困ってしまうでしょう。
なので、まずは自分一人で喋る練習をして、それから英会話学校やオンライン英会話でネイティブの先生に発音や言い回しを直して貰えば良いのです。
次に、ひとり言の具体的な練習方法ですが、私はまずIELTSのスピーキング問題の大問1を一人で喋って練習していました。
IELTSスピーキング問題の大問1は比較的簡単な問題で、しかもお決まりのフレーズを当てはめることが可能なものが多いので、練習すればすぐに話せるようになります。
ネットで検索すれば模範解答付きでいくらでもサンプルの問題が手に入りますし、問題集を持っている人はその問題を実際に使用しても良いでしょう。
慣れてきたら徐々に問題のレベルを上げていき、大問2や3の問題を自分で喋れるように練習してみましょう。
大問2や3は抽象的な問題で、受験者に考えさせて答えさせる問題になるので、グッと難易度が上がりますが、これらの問題が少し答えられるようになればオンライン英会話などでも普通に会話ができるようになります。
英語技能試験を受ける予定がない人は、自分が実際に英語を使う場面を想定して練習してみると良いでしょう。
海外旅行でしか英語を使うタイミングがない人は、旅行中に話せずに困ってしまった場面を思い出し、今の自分ならどうやって話すかと考えて練習すればOKです。
自分が思っている事がある程度英語で伝えられるようになれば、あとはオンライン英会話などでネイティブの先生が正しい表現方法を教えてくれるようになります。
どんなことを言いたいと思っているのかを英語で言えるようになるまではひとり言で頑張ってスピーキングを練習しましょう。
次にどのように習慣づけるかです。
せっかく練習方法をわかっても、週に1回程度しか練習しなければその分上達は遅れてしまいます。
そのため、私は基本は毎日少しずつ練習できるようにと工夫していました。
その工夫の一つが、通勤時間の活用です。
スマホにスピーキングの問題をコピー&ペーストしておき、自宅から駅まで、又は駅から自宅までのなるべく人が周りで聞いていない状態の時に小声でスピーキングの練習をしていました。
通勤時に練習すると決めておけば、最低週5回から6回は必ず練習する事になり、しばらく続けていけば習慣となって自然にスマホを取り出してスピーキングの問題を確認するようになりました。
車で通勤している人にとっては車内は最高の練習場所になりますから、ぜひこの方法を試してみてください。
他にも朝起きた時30分や寝る前30分必ず練習すると自分に言い聞かせて練習するのも良いでしょう。
私はこの毎日の通勤時の10分をスピーキングの練習にあてただけで、1年後にIELTSの点数が劇的に改善したので、皆さんも同じように習慣づけがうまくできれば必ず上達できるでしょう。
スポーツも同じですが、基礎練習は地味で退屈なものが多いですが、続けていけば必ず後で自分の糧になりますから、それを信じて続けていきましょう。
いかがだったでしょうか。
今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
他にも有効なスピーキングの練習方法などあればぜひコメントで教えてください。
お待ちしています。
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