留学後に高成績を取るのに最も効果的な方法

留学

こんにちは、総合医です。

今回は海外大学、又は大学院留学時の成績を上げる方法をお話ししたいと思います。

多くの日本人留学生が英語の授業についていくだけでいっぱいいっぱいになっていると思うので、そんな中でも可能な限り高成績を取るための方法をお伝えしようと思います。

大学、又は大学院卒業後に現地での就職、もしくは進学を目指す場合、良好な成績をとっておく事は必要な事です。

そして、卒業するのに十分な成績をとっておくだけでも、心の余裕につながるので、何かとストレスの多い留学生活でなるべく良い成績をとっておく事はとても大事な事だと思います。

結論

結論から言うと、ネイティブにライティングを添削してもらうことです。

海外の大学院になると、一番比重を置かれている課題はエッセイ (小論文)になります。

我々日本人は元々論理的な文章の書き方を学校で教わる事がほとんどなく、テストも筆記試験で長い文章を書かされる事はほぼありません(進学校出身の方は違うかもしれませんが)。

ましてや英語を読む事しか学校で教わってきていなかった我々が、完璧な英語の文章を書くのはかなり難易度の高い事です。

せっかく勤勉に授業に参加して、授業の内容をしっかりとマスターしていたとしても、自分の考えをエッセイで論理的に書けない限りは良い成績を取ることは困難です。

私の経験談

多くの海外留学生の人がTOEFL、IELTSで合格点をとって留学してると思いますが、留学後に気付かされるのがIELTS 6.5点では全然足りていないという事です。

英語の試験で合格点を取った時は自分の英語が認められて、十分な技能があると感じていましたが、大学の授業が始まってみると全然足りていない事に気付かされます。

私の場合、リスニングで苦労したのは当然のことながら、ライティングにおいてもかなり苦労しました。

私が専攻した公衆衛生学修士では、全員必修の授業が最初にあり、その授業の中で最初に英語技能の確認目的の小テストがありました。

課題の内容は教科書を数ページ読んで、選択肢から正しい解答を選ぶものと、読んだ内容を500 words程度に要約するというものでした。

IELTSで文章も論理的に書く練習を何度もしていたので、500 wordsは多少長いなとは感じましたが、難なく500 words書く事は出来ました。

IELTSのライティングで6.0取っていたので、30点満点中20点くらいは取れてるかな?と甘い考えを持っていたのですが、いざ採点結果を確認してみると、5/30点というひどい点数でした。

何かの間違いだろうと思い、採点のやり直しをお願いしましたが、点数は変わらず、採点者からのフィードバックには、文法間違いが多い事と、文章が論理的な流れになっていないという事が書かれていました。

最後にIELTSを受験してから1年以上時間が経っていた事を考えても、あまりにひどい点数で愕然としました。

その後も、大学院の課題はエッセイ(小論文)がほとんどだったので、課題を出すたびにひどい点数をとっていました。

さすがにエッセイの時は50/100点程度は取れていたので、ぎりぎり卒業可能なレベルの点数は取れていましたが、それでも60点を超えることは稀でした。

もちろん英文校正ソフトのGrammarlyで校正した後のライティングを提出していたので、スペルミスや、AIでもわかる程度の文法ミスなどは排除されていました。

それでも採点者からのフィードバックには、「文法ミスが多い」や「論理的な文章構成になっていない」、「要点が不明瞭」などのフィードバックが続いていました。

どのようにネイティブに添削してもらうか

私の場合、最初の1年間はオンライン留学だったので、クラスメートの中で友人を作る事ができませんでしたが、3学期目に同じ授業をとっていたオーストラリア人と、授業中のディスカッションを通じて仲良くなることができました。

ちなみにオーストラリア人というと、多くの人は金髪の白人を思い浮かべるかもしれませんが、移民国家のオーストラリアでは様々な人種の人がいて、アジア人もかなり割合が多いので、オーストラリア人といっても人種は白人には限りません。

私が仲良くなったオーストラリア人も元々はフィリピンからの移民で、外国語で勉強する事がいかに難しいことかを理解している人だったので、私の苦労に対してかなり理解がありました。

そして私が日本人だった事もうまく友人が作れた理由かもしれません。

最近では中国人留学生がほとんどで、日本人の留学生が珍しかった事、彼が日本に旅行した経験を持っていた事、彼が日本のアニメをいくつか見たことがあった事などがうまくいった理由だと思います。

もし私がイギリスやアメリカのように日本から遠い国に留学していた場合、日本の文化に興味を持っている人に出会える可能性が低く、ここまですんなりと友人を作る事ができなかったかもしれません。

そんな点からもオーストラリアの大学院に留学したのは、僕にとっては正解だったかもしれません。

オーストラリア人からしたら、英語の文法を直す事など小学生でもできる簡単な事のようで、コーヒー1杯、もしくは食事を1回奢るだけで快く英文添削を引き受けてくれました。

英文校正会社に校正を依頼した場合、軽く1万円を超えることを考えると、500円〜1000円で英文校正をネイティブ (同じ専攻)にしてもらえるのはかなりお得です。

私達ももし留学生に「ご飯奢るから日本語を直してもらいたい」と依頼されたら、よほど忙しい時でもない限り気軽に引き受けるのではないでしょうか。

授業後に思い切ってお願いしてみて本当に良かったと今でも思います。

ご飯を奢ったりする事で距離感が縮まり、仲の良い友人関係を築けるというメリットもあるので、友人作りに困っている人にはぜひお薦めしたいと思います。

注意点

このネイティブに英文添削を依頼する方法ですが、注意点が一つあります。

それは、添削を依頼する時期です。

同じ授業をとっている場合、課題提出時期が一緒なので、締切の当日や前日にお願いすると嫌な顔をされるでしょう。

そのため、前もって事前にお願いしておき、最低でも3日前くらいには自分のエッセイを仕上げておく必要があります。

できれば図書館などに他のクラスメートも合わせて集まって話し合うのがいいと思います。

私はクラスメートからの英文添削だけでなく、アドバイスももらう事ができ、そのおかげで3学期目はエッセイの課題で70点〜100点の点数を取ることができるようになりました。

日本人留学生の多くは、考えている事は間違っていないが、エッセイにするとうまく表現できないという状態に陥っているのだと思います。

なので、全ての日本人留学生にこの方法をお薦めしたいと思います。

英文の添削を依頼したり、ご飯をご馳走する事で友人ができやすいというメリットもありますし、お互い同じ授業をとっていて同じ課題に取り組んでいるので、共通の話題も見つけやすく仲良くなりやすいですしね。

ちなみにたとえクラスメートからアイディアを貰ったとしても、自分の言葉でエッセイに書きさえすれば、剽窃 (plagiarism)には当たらないので、その点は心配不要です。

いかがだったでしょうか。

この記事が留学先で困っている方、又はこれから留学を控えている方達のお役に立てたら幸いです。

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