オーストラリア政府から支給される最も良い奨学金を獲得した話

留学

こんにちは総合医です。

今回は私がオーストラリア政府から支給される最も良いレベルの奨学金を獲得した経験をまとめてみたいと思います。

オーストラリア大学博士課程の授業料

まず、オーストラリアの大学で博士課程に進学すると、どのくらいのお金がかかるかというと、分野によっても変わりますが、大体年間$35,000〜$45,000程度(日本円で330万円〜430万円、2022年8月25日時点で1ドル=95円)となります。

博士課程は3〜4年なので、大体1000万円〜1500万円程度のお金がかかる計算になります。

ここにさらに現地での生活費が重なってくるので、3年間の生活費を足して、場合によっては2000万円程度お金が必要になってきます。

私の専門としている公衆衛生学では、大体年間で$40,000〜$50,000(380万円〜475万円)程度の学費になっており、3年間自腹で払うとすると学費だけで1500万円弱です。

アメリカの有名大学よりもだいぶマシですが、普通の人にはとても払いきれませんね。

そのため多くの学生は奨学金を獲得する事でこの高い授業料をカバーしています。

オーストラリアの奨学金

博士課程学生用の奨学金というのは数多く用意されており、留学生でも申し込めるものが数多くあります。

その中で一番割の奨学金がオーストラリア政府から支給されるリサーチ・トレーニング・プログラム(RTP)という奨学金です。

この奨学金は大学の授業料全てが免除され、さらに年間$30,000(280万円)前後のお給料が支払われ、さらにオーストラリア滞在に必要な保険の費用まで賄ってくれるというものです。

月々20万円お給料をもらえる上に、さらに他の奨学金との併用も認められているので、単身留学の場合なら、自分の貯金を切り崩さなくても奨学金だけで生活できるレベルです。

奨学金獲得の難易度

このRTPという奨学金はオーストラリア人学生、ニュージーランド人学生ならほぼ無条件で支給されるようです(成績が悪い人はこの限りではない様子)。

それに比べて、留学生はこのRTPという奨学金を得るのはかなりハードルが高いと噂です。

確かに自国のお金を使って留学生を支援するというなら、優秀な学生にだけ与えようと考えるのが普通ですよね。

実際私が話を聞いた、台湾からシドニー大学に留学していた博士課程の学生は、本国で15本を超える論文を発表していて、かなり優秀な部類に入るようでしたが、それでもRTPの獲得はできなかったようです。

そのため、彼は台湾で獲得できる奨学金を使って留学しており、私にも日本での奨学金獲得をメインに狙って、RTPにもダメもとで申し込んでみるのが良いだろうとアドバイスをくれました。

この話を聞いて、博士課程の奨学金を獲得する事がいかに難しいかを思い知り、シドニー大学以外の大学も含めて、申し込めるだけの奨学金に申し込んでいこうと気持ちを切り替えました。

オーストラリア内の大学は奨学金の申し込み時期がバラバラなため、直近のものから順番に申し込み始めたのですが、その中で自宅から最も近いマッカリー大学という所からRTP奨学金の合格の連絡がありました。

マッカリー大学はシドニーのあるニューサウスウェールズ州内で、3番目に建てられた公立大学で、医学部と大学病院も併設されているしっかりとした大学です。

しかし、シドニー大学と比べると、大学ランキングは150〜200位の間に位置しており、公衆衛生学が特別優れているわけでもありません。

金銭的な負担がないのはかなりのアドバンテージですが、自分の興味のある分野で研究ができないのであれば、この奨学金を受けるべきではないかなとも考え、非常に迷いました。

しかし、シドニー大学のRTPを獲得できる見込みはかなり低いでしょうし、日本の奨学金も取れるかは定かではないので、研究者としてのキャリアをつなげるという意味ではマッカリー大学に進学した方が確実です。

そのため、私が現在考えているのは、1年だけマッカリー大学で勉強して、その間に他の奨学金に申し込むというものです。

幸い、マッカリー大学のRTP奨学金の条件として、Master of Research(研究をメインにした修士課程)を1年間やる事となっていたので、1年だけMaster of Researchに在籍し、その後他大学の博士課程を始める事も可能です。

1年間消費してしまう事になりますが、研究の経験が全くない私にとっては、博士課程に入る前に1年間研究の練習ができる機関として前向きに考えています。

RTP以外の方法

実はRTP奨学金を取る以外にも金銭的な問題をクリアする方法があります。

それはすでに研究内容が決まっていて、働き手としての博士学生を募集しているプロジェクトに申し込む事です。

大学や研究機関によっては、研究費をたっぷりと獲得しており、学生の授業料、お給料を余裕で賄える所があります。

そんな研究グループが、自分達の研究費で博士学生を雇って、自分達の研究を手伝ってもらうというものです。

この場合は、研究プロジェクトがすでに決まっていて、筆頭研究者もすでに決まっているので、自分のやりたい研究ができるわけではありません。

場合によってはすでに進行中の研究の一部を手伝うだけという事にもなります。

もちろん博士号はしっかりと取得できるので、それでも全然構わない人であればありがたい話でしょう。

しかし、臨床研究・疫学研究の場合、研究を組み立てる所がかなり大事になってくるので、その部分を経験できないのはあまり良い事だと私は感じませんでした。

探し方としては、「Funded PhD research project」等のキーワードでGoogle検索をすると、博士学生募集のページを見つける事ができます。

もし自身の興味と重なる研究テーマを扱ったプロジェクトが見つかれば、申し込んでみるのが良いと思います。

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